あの「忠臣蔵」に新解釈を加えた舞台「冬の絵空」の製作が決定、主演に俳優、藤木直人(35)が初舞台で挑むことが6月30日、分かった。大石内蔵助の正体は!?というトリック劇で、藤木は気鋭の演出家、鈴木勝秀氏(48)からキーパーソンとなる色男の歌舞伎役者に抜擢。デビュー時からの念願がかない、「舞台はお芝居の原点。自分なりに楽しみたい」と静かに燃えている。

 最近ではTBS系ドラマ「Around40~注文の多いオンナたち~」で好演。多数の話題作で演技力を磨いてきた2枚目俳優が、ついに舞台進出だ。

 今作は、「SMAP×SMAP」「ダウンタウンのごっつええ感じ」などを手掛けたフジテレビの小松純也氏(41)が、「忠臣蔵」を大胆かつ斬新に脚色。浅野内匠頭は切腹せず(影武者が切腹)、大石内蔵助は吉良上野介と密約を交わし、江戸の街では大石の名を名乗る人物が暗躍…と虚実入り乱れての人間模様が展開する。

 藤木は、赤穂出身の商人の仕掛けで“ニセ内蔵助”となる歌舞伎役者を演じる。商人の娘に恋し、大石に代わり吉良を討つことを条件に、2人の仲を認めてもらおうとする役どころだ。

 舞台にはデビュー時から興味を持っており、所属事務所の先輩で舞台出身の古田新太(42)、生瀬勝久(47)らに刺激を受けてきた。彼らからかわいがられ、さらに舞台への意欲を燃やしていたという。

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